目次

英語の受験勉強順

やみくもに受験勉強を始めても、英語のような基礎力がないと出来ない科目はやりにくい。大まかな目安として、次のようにするとよい。

①基礎力を固める
    ↓
②長文をとにかく読む
    ↓
③テクニック・傾向を探る

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英語の受験勉強順 ①基礎力を固める

センター試験に登場したりする等、リスニングテストに近年注目が集まっているが、入試における配点の割合は、特殊な入試(英語系学科などに見られる)でない限り、低い。つまり、長文問題を筆頭とする書き問題の方が、点数が高いのだ。そう、読めることが第一なのだ。

読むために必要な英語の基礎力とは、大きく言って語彙力と文法力である。少なくとも中学・高一レベルのこれらの力が身に付いていない人が、いきなり長文問題を練習しても出来ないだけで終わりである。意味がない。

自分の英語力に自信がなかったり、過去問を解いて辞書を引かなければならない単語が多数ある場合は、いったん中学レベルに戻った方がよい。手始めに、中学で使っていた参考書や問題集で一通りおさらいをする。語彙力がないと思うなら、中学の教科書の単語を覚え直すのでもよい。

意外かもしれないが、和文英訳などは、中学レベルでも部分点が狙える場合もある。だからこそ、ここはおろそかにしてはならない。

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英語の受験勉強順 ②長文をとにかく読む

高1レベルまでの文法力・語彙力がついたと思ったら、次にすべきなのは、ひたすら「読み込む」ことである。書店に行き、比較的平易の長文問題集(「基礎」や「やさしい」などがついていて、自分で出来そうだと思うもの)を自分で選んで買うといい。もし、学校で買わされた問題集がある場合は、それでもいいが、中身を見てすぐに解けそうにないと思ったら、それは後にとっておいて、やさしいのから始めればよい。

ただし、設問を解くことよりも、とにかく長文を読むことに集中してほしい。英文が読解できるかを主眼としているからである。

当然知らない語彙や構文が出てくることもあるが、出てきた時点で調べて覚えるようにする。その時に、辞書・文法書(「総合英語」と書いてあるような本)・単語集などをフル活用して、その場で不明点をなくすことが大切。単語集だけ、文法書だけで覚えても実践的ではないことを知るべきだ。

やさしい長文が理解できるようになったら、徐々にレベルを上げていけばいい。
 

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英語の受験勉強順 ③テクニック・傾向を探る

ある程度長文が読めるようになれば、設問を解くことに気を回してもいい。この際、数をこなすようにして、設問のテクニックを身につけていく。もちろん、読み込みは継続して行うようにする。

設問を解き始めると、意外と抜けている語彙や文法・語法・構文が出てくる。その時には、読み込みの時と同様に、単語集・文法書で補う。また、文法や語法の問題集を使って漏れをなくせばよい。ここで知識の整理が出来る。

それが終わったら、受験校の過去問を解いて傾向を探る。足りないものを復習し、また問題を解く。これの繰り返しでよい。

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英語長文の読み方 ①

書店に行けば、多種多様な英文読解の本にお目にかかれる。どれがいいかと迷う方に答えを示すとすれば、どれでもそうは変わらないと申しておきたい。それは、多くの本で、結局「前から順を追って読む」ということに尽きているからだ。

英語は、日本語と違って、主語の後に動詞がくる。なまじ、日本語と語順が違うため、どうしても日本語の順に頭で直そうという力が働く。日本人が英語を学習する時に背負う宿命のようなもので、それを打破すれば、ネイティブが読むような感覚で早く読めるようになる。


例えば、

I know the boy who is sitting there.

という文は、「きれいな日本語」にすると、

私は、あそこに座っている少年を知っている。

となるが、

I know the boy    【私はその少年を知っている】
  ↓            ↓
who is sitting there.【彼はあそこに座っている】


という解釈でいいのである。あくまで長文を読んで理解する段階では、「きれいな日本語」にする必然性はない。きれいにする必然性が生じるのは、「和訳しなさい」という時である。

よく長文問題集の解説の英文に/(スラッシュ)が打ってあるものは、上記のような考えに基づいていると思っていい。
 

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英語長文の読み方 ②]

中学の国語の現代文の授業などで、段落分けをして、数字を打ち、『序論-本論-結論』などと分ける練習をした記憶はないだろうか。この考え方は、実は英語長文にも応用できる。「パラグラフリーディング」という名の付いた読解テクニックを書いている本が、実はそれなのだ。

だらだらとかかれた論説文など普通はありえない。必ずと言っていいほど、序論-本論-結論とあり、それに付随して例が書かれていたり、まとめが出てきていたりする。それを紐解くためには、キーになる言葉がたいていある。それを使って、話の展開を先へ先へと想定しながら読み進めていくのが、「パラグラフリーディング」である。

日本語の論説文を読む時、よく「しかし」や「例えば」などに注意するように言われたことはないだろうか。あれを英語でやれということである。

これができるには、やはり読み込みをたくさん行い、キーになる言葉の意味、接続詞などをちゃんと知っておく必要がある。逆に、分かってくると、流して読める部分(例が書いてあるだけのような、話の筋にはぬけても影響しない部分)が読みながら見えてくる。すると早く読めるわけである。

ただし、この読み方をするには、以下の点に留意しなければならないだろう。

① 中学レベルの国語(現代文)の論説文が読んで
    理解できることが必要。
② あくまで論説文に有効であるということ。
    (小説文にはまず向かない)

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金をかけないリスニング力

リスニング力はいつから学習すればいいのか?端的に答えを言うなら、「普段からと直前の二本立て」となる。リスニングの得点比率から考えると、リスニングばかり学習することにはあまり意味がないからである。

「普段から」と言うのは、聞きぐせを作るのが目的で、1日15分程度でいいので継続して英語を聞くことである。これが実践できる確実な方法は、NHKのラジオ講座である。こういう話をすると、大抵言われることがある。

「最初はがんばれるけど、長続きしない。」長続きしないのには主にこんな理由がある。

・聞き逃すと聞かなくなる。
・テープに録音し後で聞こうとしてたまっていく。

ここで発想の転換をしてほしい。

①聞いてからテキスト購入

買う前にまず番組を聞いてみるといい。テキストがないと、集中して聞こうという姿勢が生まれる。もし、聞いていて、あの単語は何だったんだろうとか、もう少し詳しく説明が見たいと思えば買えばいい。

②中学レベルの番組からで十分

最初は中学レベルの番組(基礎英語1・2など)を聞いて、テキストなしで意味がつかめるかを試してみることで十分である。やさしすぎると思ったら、上げればいい。いきなり難しいのをやろうとするから、途中でやる気がなくなる。

③「聞かなかったから損」から「聞いたから得」へ何かあって聞き逃した時に、すぐに損したと思い、聞くのをやめてしまう人が結構多い。でも、テキストなしで始めたとすれば、何も損はない。聞いたことで得をしたと考えれば、それは力になる。

「直前」にすべきなのは、受ける試験の傾向を知っておくことである。過去問があれば試してみることも大切。

読む力がない人は、たとえ単語が聞き取れたとしても、それを文として理解できない可能性がある。やはり、読む力をつけることを先行してほしい。

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